通夜の基礎知識ガイドDiary

通夜振る舞いのマナーで気をつける点

2017年04月07日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

通夜が終わった後には食事が振舞われることになりますが、通夜ぶるまいは故人を偲ぶ場となります。参加することが絶対条件というわけではありませんが、基本的なマナーとしては参加しておく必要があります。形式は地域によっても異なり、お酒やお菓子を持ち帰るだけというところもあれば、通夜に参加した人全員で食事をすることもあります。

食事の場合には、事前に人数がわからないことから大皿料理で出され、取り分けて食べることが大半です。通夜ぶるまいの案内があった際には、できる限り参加するようにし、箸をつけることが大人としてのマナーといえます。

一時間程度行われるのが一般的ですが、遺族や故人とかなり親しい間柄ではない場合には、三十分程度で退席するなどあまり長居しすぎないようにしておきましょう。しかしどうしても都合が合わない場合には断ることもできます。その際には世話役の人か遺族に挨拶をし、辞退することを告げておく必要があります。目立たないように会場を後にするようにしておきましょう。通夜ぶるまいは故人を偲ぶ場ということもあり、故人にゆかりのない話は避けるようにしておきましょう。通夜や告別式のように、特別なマナーがあるわけではありませんが、あまりに大きな声で話したり笑ったりするべきとは言えません。遺族に対してしっかりと配慮しておくようにし、参列する際のマナーはしっかりと考えておくことが大切になってくるのではないでしょうか。

このページのトップへ